逆子の身体の歪み方

逆子の期間が長いと骨盤に歪みが発生する

西東京市のトップカイロプラクティックです。今回は「逆子の身体の歪み方」というお話しです。胎児期に逆子の期間が長いと、頭位(お腹の中で頭が下)の場合とは異なる歪み方が発生します。

頭位の場合には重力的に頭部そして産道通過時に頸部強いへの圧迫が加わります。難産の場合ですと分娩時間が延長するために、圧迫の加わる時間も延長されるために新生児の頸部にダメージが加わります。特にダメージが見られる場所は第1第2頸椎であり、頭蓋骨の後頭骨での圧迫を伴うダメージが見られます。

第5頸椎にダメージが加わると頸椎の前彎カーブの発達に影響を及ぼして、将来的にストレートネックになる可能性を示唆します。第7頸椎にダメージが加わると第1胸椎及び第1第2肋骨、そして胸骨と鎖骨と肩甲骨を巻き込んで頸部の運動制限が発生します。

では逆子の場合はどのようなダメージが加わるでしょうか?重力的には腰椎、骨盤、股関節にダメージが加わります。そのダメージは腰椎前彎カーブの発達に影響を与えます。

上の画像は腰椎前彎カーブが発達しない場合と発達した場合の模式図です。左側は腰椎前湾カーブが発達しない場合の例ですが、腰が伸びずに前かがみの姿勢になります。右側のように腰椎の前湾カーブが発達した場合には、腰が伸びて生理的湾曲(腰椎前彎ー胸椎後弯ー頸椎前彎)を伴った姿勢になります。

上の画像は腰椎、骨盤、股関節に問題があるかの簡単な検査方法を示しています。うつ伏せで脚を伸ばした場合には太腿部は真直ぐですが、膝を曲げた場合には大腿部が外方に開きます。程度に差がありますが、このような兆候が見られれば腰椎、骨盤、股関節に何らかのダメージがあることを示唆します。

腰椎、骨盤、股関節に問題がなければ、膝を曲げたときに大腿部は真直ぐな状態を保ちます。厳密に言うと膝を曲げたときに大腿部が真直ぐであっても、足の長さの差や変化があれば骨盤に問題があることを示唆します。しかし逆子の期間が長い事が影響する腰椎、骨盤、股関節のダメージの場合は、先天的な骨盤の後傾が存在するために大腿部が外方に開くという現象が発生します。

腰椎、骨盤、股関節の問題は将来的には骨盤後傾、猫背、ストレートネックに繋がります。これは単に見た目の問題だけでなく神経的な影響を及ぼすので、学力、運動能力、健康状態の低下を招きます。女性の場合は不妊や難産に繋がる可能性があります。

 

トップカイロプラクティック
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子供の姿勢のチェック 初診料1000円 検査料2000円
子供の姿勢のチェックと矯正 初診料1000円 検査料+矯正4000円

院長 玉村祐介

PAACインストラクター   パシフィックアジアカイロプラクティック協会
UCC講師        ユニバーサルカイロプラクティックカレッジ
SOTO-JAPAN会長    SOTO-JAPAN