8年続く首と肩のコリと痛み

コリと痛みが左側に集中!20代男性 Fさん

2018年1月から1940年代のアメリカのカイロプラクティックの本の翻訳を開始しました。これはこの年の9月に行う予定のセミナーで発表する内容として非常に興味深いものでありました。ある意味今までの常識を覆す内容です。臨床例を集めるために全ての患者さんに検証のための検査をしましたが誰一人として当てはまりません。「これじゃデータが全く取れん!」と泣きべそをかきそうになっていた時に、新患さんとして彗星のごとく現れたのがFさんでした。

Fさんは就職した頃から左の首と肩にコリが出始めて、次第に痛みも発するようになったそうです。「痛み初めてもう8年なんですよ。南アフリカワールドカップの頃からですね。年々身体が歪んでいる気がします」とFさんはおっしゃいます。ご本人も自覚するように立った姿勢は全体として左に傾斜しています。そして何より私が求める条件にピッタリの反応を検査で示してくれます。その反応とはおおまかに書くと以下のようになります。

  1. 膝を伸ばして両足を持ち上げてもらいます
  2. 私が後頭部全体を引っ張ったときに、両足が上がりやすくなる
  3. 後頭部を左右に分けて引っ張ったときに上げやすい方と上げにくい方が明確にある
  4. 上げやすい側の後頭部が第1頸椎に対して圧縮している
  5. 圧縮している側の足が反対側より短い
  6. 圧縮している側に内臓の機能低下を示す特定の反応がある

当院の患者さんでしたら「あ~あれね!」という検査です。Fさんはこの条件にピッタリ当てはまります。しかしFさんがこの反応を示したのは3回目の来院の時からでした。

通常内臓の機能低下を示す反応の場合特定の背骨を矯正するのですが、1940年代の本には「後頭骨を矯正せよ」と記載されています。Fさんの後頭骨を矯正します。第1頸椎に対して圧縮している後頭骨の矯正です

ゆっくり動かしながら矯正しますがゴリゴリ音がします。Fさんは「ちょーコレ気持ちいいすね!」と喜びます。矯正が終わると頸部の可動域と肩の可動域は大幅に改善します。左傾斜の姿勢も程度は軽くなりました。

Fさんのまとめ

Fさんは最初は週1回矯正を行い、上記の1~6の反応がなくなった時点で症状はほぼなくなりました。左の鎖骨がしばらく反応としてありましたね。それから施術間隔を2週に1回として、現在は現状維持と身体の質の向上のために1ヶ月に1回施術をしています。上記の反応を示した患者さんは1年間でわずか20人弱でしたが、皆さん症状の改善の幅が大きかったですね。1940年代の本を翻訳していなかったら全く知らない内容でしたのでゾっとしますね。

Fさんの身体の状態は身体の歪みが進行していく中で、微妙な段階で止まっているという珍しいタイプですね。症状から施術方法を考えてしまうと難しくなるタイプです。カイロプラクティックでは症状よりも身体の状態の分析が最も重要になります。分析さえできればそれを矯正する方法は何でも構いません。分析ができれば矯正方法はオリジナルでその場で作る事ができるのもカイロプラクティックの面白さですね。

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