姿勢の悪さは鎖骨に現れる
西東京市のトップカイロプラクティックです。今回は姿勢と鎖骨というテーマでお話ししていきたいと思います。先ずは鎖骨と姿勢の関係性についてお話しして、次に姿勢が悪くなると鎖骨にどのような影響が出るのかをお話ししていきたいと思います。
鎖骨とは?
最初に鎖骨とはどのような骨なのかを見ていきましょう。
鎖骨とはピンクの矢印で示した1対の水平方向の骨になります。彎曲した形で体幹と上肢(腕)を繋ぐ役割を果たします。機能的に実質腕と考えても良いと思います。また胸骨、肩甲骨、第1肋骨、第2肋骨と共に首を安定させて頭を支える土台となります。
鎖骨と姿勢の関係性
では鎖骨と姿勢の関係性についてお話ししていきます。上記のように鎖骨は他の骨と共に頭を支える土台となるのですが、鎖骨も他の骨に支えられています。
姿勢のバランスは上の画像の三角形で成り立っています。姿勢の土台となるのは一番下の青い三角形で、底辺が両側の股関節、頂点が第3腰椎になります。続く緑の三角形は第3腰椎と頂点として反転し、第6肋骨を底辺とした逆三角形になります。一番上の赤い三角形は鎖骨や肩甲骨を底辺として頭蓋骨の底部にある後頭骨を頂点とした三角形になります。
これら3つの三角形はお互いにバランスをとって姿勢を維持しています。しかしながら土台となる青い三角形、つまり骨盤がバランスを崩すと緑の三角形もバランスを崩し、続いて鎖骨を底辺とした赤い三角形のバランスを崩して姿勢は維持できなくなります。つまり鎖骨は姿勢維持の連動の失敗の結果としてバランスを崩しやすい骨と言えます。
姿勢が悪くなると鎖骨はどうなる?
では姿勢が悪くなると鎖骨はどうなるのかを考えて行きましょう。上記のように基本的に鎖骨は骨盤のバランスの崩れに影響を受けます。
ここでは左の画像を良い姿勢、右の画像を悪い姿勢の例とします。悪い姿勢は前かがみで頭が前に突き出た状態とします。
左の画像のように悪い姿勢になると、肩は緑の矢印のように前側と内側に移動していきます。その結果として鎖骨は右の画像の青い矢印のように内側に圧迫されるように移動していきます。これが姿勢の崩れと鎖骨の影響の典型的な形になります。
鎖骨が内側に圧迫されるとどうなるか?
ではここで鎖骨が内側に圧迫されるとどうなるか、皆様も実験してみましょう。
先ずは左の画像ように出来るだけ良い姿勢になって、右の画像のように腕を真直ぐ伸ばしたまま腕を真横にゆっくり真横に持ち上げてみましょう。次に中央の画像のように鎖骨を圧迫させた前かがみの姿勢で腕を真横に挙げてみましょう。恐らく後者の方が腕を挙げにくいと思います。つまり鎖骨の圧迫は腕の機能を減少させながら赤い三角形の底辺のバランスを崩すと言う事になります。中央の画像ですと頭の位置が前方へ移動しているのも、赤い三角形のバランスの崩れの影響になります。
姿勢と鎖骨のまとめ
簡単にはなりますが姿勢と鎖骨のお話しをさせて頂きました。鎖骨のバランスの崩れが進行すると中央に圧迫されることによって、左右の鎖骨の隙間が無くなってきます。それにより鎖骨はロックされて腕の可動域は更に減少します。また緑の三角形のバランスの崩れ方によっては、左右の鎖骨の高さの違いなども発生してきます。姿勢と鎖骨は密接な関係にあると言えます。
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