西東京市のトップカイロプラクティックです。今回は最近お問い合わせの多い頭蓋周波数(CRI)コントロールの特徴についてお話しします。CRIとはクラニアルリズムインパルスと言って、自律神経がベースとなる不随意の脳の拡張と収縮の動きとなります。この脳の拡張と収縮によってCSF(脳脊髄液)に対してポンプの役割を果たし、相反張力膜(硬膜)の屈曲と伸展の動きを作り、頭蓋骨と仙骨の相反的な動きを形成します。
CRIの波長と振幅幅は健康状態に大きく影響します。波長が長く振幅幅の大きなCRIは健康的である傾向があり、波長が短く振幅幅の肢小さなCRIは健康的ではない傾向があります。

CRIは0.125hzであると比較的健康的であると考えられています。CRIをコントロールするにはFSE(Frequency Selective Entrainment=周波数選択的同調)とFPN(Frequency Pulling Entrainment=周波数引き込み同調)を用います。
FSE(Frequency Selective Entrainment=周波数選択的同調)
FSEはCRIを選択した優位周波数に調和させます。

FSEはCRIの振幅幅を増大します。例えば0.125hzのCRIに対して、仙骨に4秒拡張4秒収縮の圧力を加えます。同時に呼吸も吸気4秒呼気4秒にします。これによりCRI、仙骨、硬膜、呼吸が全て0.125hzの動きになり、0.125hzを強調させることになります。音量が大きくなるのと同義と言えます。音量が大きくなるという事は、脳に対してはより大きな力を生み出すという事になります。
FPN(Frequency Pulling Entrainment=周波数引き込み同調)
FPNはCRIを別の周波数に引き寄せる事を目的とします。

FPEはCRIの波長を長くします。例えば0.125hzのCRIに対して、仙骨に5秒拡張5秒の圧力を加えます。同時に呼吸も吸気5秒呼気5秒にします。これによりCRI、仙骨、硬膜、呼吸が全て0.125hzから0.1hzに引き寄せられ波長の長いCRIになります。波長が長くなると音で言えば低くなります。波長が長いCRIはゆったりとしたリズムで大きくCSFのポンプをすることができます。
FSEとFPEの効果
FSEとFPEは特定の症状に対する施術ではありません。健康レベルを向上させることが目的となります。しかし健康レベルが向上することによって症状は回復しやすくなり、健康レベルを維持して耐性を高く保ちます。
臨床例
29歳女性 症状 頭痛 生理痛 肩こり 腰痛
6月に募集した無料モニターの患者様。施術は最初の3カ月はFSEとFPE、そしてクラニアルボウルリフトの3つのみ。
初期のCRIレートは0.183hz。拡張収縮周期約5.4秒。振幅幅は小さい。
9月の段階でCRIレートは0.133hz。格闘収縮約7.5秒。振幅幅は大きくなる。
頭痛なし、生理痛の頻度と痛みは減少、腰痛は少し残るが肩こりは大幅に減少。
10月からはFSEとFPEを含めた通常の有料施術に移行。
トップカイロプラクティック
東京都西東京市東町1-6-20
042-422-3003
10:00~19:00 木曜日日曜日休診