子供の背骨のチェックと矯正

2023年2月1日
2023年3月4日
施術理論
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施術理論

Spine Check and Adjust

西東京市のトップカイロプラクティックです。今回は子供の背骨のチェックと矯正のお話しです。2023年２月１日から子供のカイロプラクティックの形態を変更して、「背骨のチェック」と「背骨のチェックと矯正」と二種類に分けることにしました。

理由としては来院されるお子様の場合、ご両親から見て何か骨格的に問題がありそうである、つまり視覚的に解りやすい骨格の歪みがある場合が多く見られます。この場合には「背骨のチェックと矯正」を定期的に続けていきます。

上の画像のお子様の場合、画像でも解るように頭の位置が大きく右に傾いています。この様なケースが「ご両親から見ても何か骨格的に問題がありそうな場合」です。この様なケースでは「背骨のチェックと矯正」を行っていくことが多くなるでしょう。

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見た目では骨格の歪みが解りにくい事がある

しかし最近の御依頼で多いのが、「ウチの子は見た目では骨格的な問題は無さそうだけど、何か問題はあるだろうか？」というものです。この場合には「背骨のチェック」を行って、問題の場所や程度をお伝えして矯正を行うか経過を見て行くかをご相談させて頂いております。多くの場合は予防的な矯正を行う事が多くなります。

初めて「背骨のチェック」を受ける場合に、お時間は30分ほど頂戴します。問診にてお子様の出産時の状態（難産・早産・帝王切開等）を伺って、頭蓋骨の捻じれのパターン、優位脳、立位姿勢、座位、仰臥位、腹臥位で背骨のチェックを行います。最後にお子様の骨格的な歪みや特徴をお伝えします。

上の画像のお子様の場合、見た目では骨格の歪みがあるようには見えないと思います。しかし細かく背骨をチェックしてみると、頭と首の境目にはある程度の歪みがみられます。これは今すぐに骨格的な影響を及ぼすかと言えば可能性は低いですが、将来的には「頭と首の境目の歪みが骨盤の歪みを作り出す状態」になるとは思います。問題が発生してから矯正を行うよりも「問題が発生する前から骨格的なコンディションを整える」ことが「背骨のチェック」を独立させた理由です。

この様な見た目で解りにくい骨格の歪みを発生させるのはバーストラウマ（出生時外傷）によるところが大きいでしょう。解りやすいものはバーストラウマの程度が大きく、解りにくいものはバーストラウマの程度が小さいとも言えるでしょう。バーストラウマについては以下の記事をご覧下さい。

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子供の矯正は成長を味方につける

子供の矯正のポイントは成長過程を味方につける事です。大人の矯正とは異なり子供の矯正の場合には身体の成長と同時進行で行います。その為には少ない刺激の矯正を短時間で行い、それを継続していく必要があります。それにより成長過程とともに身体が最適なバランスを維持できるようになります。

「背骨のチェック」「背骨のチェックと矯正」の対象年齢は０歳から15歳となります。歪みの少ないお子様の場合、１回の矯正箇所は１～２箇所、時間は「背骨のチェックと矯正」で10分～15分です。施術の期間は１ヶ月に１回が理想です。歪みの大きなお子様の場合、１回の矯正箇所は３～４箇所で15分から20分程になります。施術の期間は２週間～１ヶ月に１回が理想です。