陣痛が3日続いて出産 産後も腰痛に悩む 20代女性 Kさん
Kさんは初産の時に陣痛が3日続いてようやく出産した1児のお母さんです。Kさんは高校生のときに腰痛があり当院で施術を受けていましたが、大学進学と同時に関西に移住し就職もそちらでしました。ご主人が東京に転勤になり練馬区に引っ越してきてから出産されました。久々に来院されたということですね。
Kさんを施術するのは11年振りです。過去のカルテを見直すと骨盤の仙腸関節というところが弱点であったようです。今回も検査してみると同様です。しかし痛みの程度は高校生の時とはくらべもののならず、「腰が痛すぎて赤ちゃんを抱っこできないんです!」というほどですね。
症状は常に腰が重だるく、赤ちゃんを抱っこすると数分で腰が痛みだし抱っこができなくなります。ベビーベッドでおむつを交換しようとしても、腰が痛くて前傾姿勢が維持できずに毎回辛い思いをしているそうです。
検査をすると仙腸関節という体重を支える関節が不安定になっています。その不安定を発生させている要因は内臓機能の問題が第1次的ですが、骨格的には股関節と腰椎の可動性減少が目立つところです。久々の施術は股関節と腰椎に絞ります。
これは通常の施術とは若干異なり、辛い部分に対する対症療法ですね。辛いところが楽になってきたら身体の弱点に対して施術を行います。「取り敢えずは」という施術ですね。
股関節と腰椎の可動性が回復してくると身体の前屈の可動域は大きくなり、姿勢が伸びてきます。「あ~腰が軽い!」とKさんはおっしゃいます。しかし一時的な対症療法ですので、これが安定感に転換してくるにはまだまだ時間がかかります。
Kさんはその後最初の1ヶ月は週に1回、2ヶ月目からは2週に1回の施術を行いました。3回目の施術の後くらいから赤ちゃんを抱っこしても腰に痛みが出ないようになってきました。ベビーベッドでのおむつの交換も平気なようです。
施術開始から2ヶ月が過ぎたころには日常生活には差し支えない状態になりましたが、Kさんは第2子を望んでいますが初産の時のような辛い思いはしたくないとの事で、症状はありませんが1ヶ月に1回施術を行いました。ここからがカイロプラクティックの本領発揮です。
皆さんは「どうして症状がないのに施術を受けるんだろう?」と思うでしょう。症状がある時の施術は「症状を回復させる」という事が優先順位になりますから、対症療法がメインとなり身体の質を向上させる施術の割合は少なくなる事があります。
しかし目立つ症状がない時の施術は「身体の質を向上させる」という事がメインになるので、身体のレベルアップに繋がるのですね。この身体の質の向上は時間が必要ですが、人生後半に大きな差となって現れます。いわば先行投資ですね。
Kさんは2年半後に第2子を出産されました。陣痛が始まってからすぐに出産に至りました。Kさんいわく「全く辛くなかったです!」ご主人は「あっけなかったです」とおっしゃっていました。ちなみにKさんの第1子は陣痛が3日続いて生まれた影響かバーストラウマ(出生時外傷)が強く、子供ながらに後頭部と上部頸椎に強い歪みがあります。
しかし第2子はとても安産であったのでバーストラウマの影響が少なく身体の歪みは殆どありません。難産と安産ではお子様に与える影響が高くなる可能性がありますので、お子様をお望みの方はカイロプラクティックの施術を受ける事をオススメ致します。当然妊娠前から施術を継続的に受けた方が良いのは言わずもがなですね!
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